北信がんプロ

達成目標・実施体制・評価体制・連携体制

達成目標

  • 本科(大学院生)コース 10、インテンシブコース 9、計19コースを開設し、本事業全体として、355名の医師、薬剤師、看護師、遺伝カウンセラー等を輩出し、北信地域における超少子高齢化社会に対応した地域医療従事者の輩出および北信地域医療へ貢献します。
    職種別の養成目標人数は こちら
  • 独自の北信地域がんデータベースにより、高額な薬剤の有効活用の探索を含む臨床研究成果を北信がんプロの教育コースへも還元します。
  • 研究成果を継続的に社会に発信・還元することで、将来のがン対策の一環として、地域住民へ「がん教育(がんの理解)・予防・健康診断・早期発見・早期治療・早期社会復帰」に対する啓蒙を行います。
  • 多施設・多職種連携を推進し、効率的な学習によるチーム医療教育を行うことでスタッフの活性化、レベルアップを図ることができます。
  • 現状の北信地域、ひいては将来の日本の超少子高齢化社会において、ゲノム医療や多職種による就労支援及び切れ目ない緩和ケアを実践し、活躍できる先進的がん医療人を輩出します。

実施体制

 6大学の学長が各施設においてガバナンスを発揮して事業を推進します。
 全学長が集まる学長連絡協議会において事業の進捗を管理、6大学・地域医療機関・医師会・自治体・患者会等による運営協議会(年1回開催)において実際の意思決定及び運営を行います。
 さらに、6大学による総務委員会(ステアリングコミッティー)、教務委員会、がんデータベース委員会(がんデータベースの個人情報管理状況、倫理審査状況も掌握)、広報委員会、企画委員会等が実務を担当します。
 金沢大学の統括コーディネーターを中心とし、信州大学・富山大学・福井大学・金沢医科大学・石川県立看護大学のコーディネーターが6大学の連携強化・調整を行います。

評価体制

 外部評価委員会(地域医療機関の長や患者会代表等の外部有識者)を設置し、事業(特に数値目標の達成状況や一般向け情報発信状態)を定期的(中間、最終)に評価します。各評価委員会が評価結果を北信がんプロ運営協議会に提出し、同協議会で評価に対するPDCAサイクルを回して事業計画を見直し、運営状態の改善を常に図ります。また、専攻生や市民公開講座等のイベント参加者へのアンケート調査を行い、同様に事業内容改善を図ります。

連携体制

 連携6大学では学長連絡協議会・北信がんプロ運営協議会等の実施体制を整備し、各大学の強みを生かした相互補完的教育プログラムのコースを設置する他、北信オンコロジーセミナーやライフステージ事例検討会等を実施することで、多施設・多職種連携・チーム医療教育を行いスキルアップを図ります。

本事業の実施にあたり、金沢大がん進展制御研究所、国立がん研究センター、がん拠点病院・医師会、患者会、海外連携施設、他のがんプロチーム、文科省人材養成プログラム等と連携します。

 金沢大学がん進展制御研究所においてがんゲノム等の基礎知識教育を実施し、また、国立がん研究センター(金沢大が連携協定締結)が実施中のがん遺伝子解析事業(SCRUM-JAPAN)と連携、分子標的薬等による個別化医療研究・医師主導治験に関する支援を受け北信がんプロ及び北信地域の先進的医療の推進を図ります。

 海外連携施設では教育・医療スタッフが海外FD研修(各大学が1回海外出向)を受け、医療のグローバル化を見据えて教育・医療スタッフの能力向上を図るとともに、FD講習会により北信地域の医療従事者や北信がんプロの教育コース専攻生に教育成果を還元します。

 北信4県のがん拠点病院(28施設)や医師会との連携では北信地域がんデータベース作成の支援を受ける一方で、人材交流による地域がん医療レベルの向上に貢献します。

 また、合同市民公開講座開催で予防・検診受診による早期発見・早期治療・早期社会復帰の概念を市民に啓蒙・普及をはかります。4県の患者会とは運営協議会や市民公開講座を通じて患者の意見を広く取り入れ、患者目線の医療立案に役立てます。

 他のがんプロチームとは合同シンポジウムを開催(H30年2月に名古屋大等と小児血液がんセミナーを開催)し、連携を深め本事業の普及を図ります。

 他の文科省人材養成プログラム「(未来医療人材養成プログラム、課題解決型高度医療人材養成プログラム(金沢大・北陸認プロ、信州大・次世代スーパードクターの育成)」とも合同シンポジウム等で交流し相互の事業内容の改善を図る。全国規模のe-learningシステムに参画し、新規教材作成に協力して本事業の情報発信を行う一方で、必須科目教材の提供を受けます。