検査の流れ

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検査の流れ

CT検査は原則予約制です。予約時間に合わせてご来院ください。

検査前

通常の検査(造影剤を使用しない場合)は基本的に食事の制限はありません。(場合によっては食事や排尿制限を設ける場合があります。主治医の指示に従ってください。)

下記に該当する方は、検査前に担当医または担当技師にお知らせください。

・妊娠または妊娠している可能性がある。

・ペースメーカー、ICD(埋め込み型除細動器)を入れている。

・持続血糖測定装置を装着している。

造影剤を使用する場合

・検査前のお食事はお控えください。(午前中予約の場合は朝食を、午後予約の場合は昼食をお控えください。)。

・砂糖や乳製品の入っていないお茶やお水は飲んでもかまいません。脱水状態で造影剤を使用すると副作用を誘発する恐れがあります。医師から制限されている場合を除いて、十分に水分を取ってください。

・検査予約時に医師より造影剤の必要性や副作用についての説明をさせていただきます。その後、患者さんから同意書・説明書に署名をしていただきます。検査当日は事前にご記入いただいた同意書をお持ちください。

・造影剤は腎臓を経て尿として体の外に排出されます。腎臓の機能が低下していると、造影剤が排出されず、さらに腎臓に負荷がかかってしまいます。そこで、検査日3か月以内の採血データをもとに腎機能を確認しています。検査当日に採血を行う場合は採血の結果が出るまでお待ちいただくことになります。(他院の採血データをご持参いただくことも可能です。担当医にご相談ください。)

下記に該当する方は、検査前に担当医または担当技師にお知らせください。

・以前造影剤を使った検査で具合が悪くなったことがある。

・喘息やアレルギー体質の方(食べ物アレルギー、薬アレルギー、アトピー体質など)

検査時

一般のX線写真と同じようにヘヤピンやファスナーなどの金属類は、検査の妨げになります。検査部位によってはこれらの金属類を外していただき、検査着に着替えていただくことがあります。検査は、寝台の上に横になっていただき、機械の中を何度も行ったり来たりしながら撮影します。息止めなどが必要になることもありますので、検査担当技師が説明します。

検査後

検査後は普段の通りの生活で構いません。 造影剤を使用した場合、飲水制限がない方は造影剤を体から早く出すために出来るだけお茶やお水などの水分を多めに飲むよう心がけてください。医師から飲水を制限されている場合は担当医師にご相談ください。

その他患者さんにお知らせしたいこと

・予約の患者さんが優先になりますので、当日枠での依頼のあった患者さんは待ち時間が長くなることをご了承ください。また、救急患者などの緊急性の高い検査や小さなお子様に鎮静をかけた検査などを優先的に検査する場合があります。

・検査について不明な点がありましたら検査前にスタッフにお尋ねください。安全な検査のために、検査室内ではスタッフの指示に従ってください。