RI(核医学)について

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RI(核医学)について

核医学検査のしくみ、概要

微量の放射性同位元素(RI)を含む放射性医薬品を体内に投与し、体外からカメラでその薬品からでるガンマ線をとらえて画像化を行い病気や臓器の機能の診断及び治療を行なう検査です。

PET検査とは

PET(Positron Emission Tomography)検査では、がん細胞が正常細胞に比べて、より多くのブドウ糖を消費する性質があるのを利用して、ブドウ糖に似た検査薬Fluorodeoxy glucorse(FDG)を注射し、その集まり具合を画像化して診断を行ないます。これにより、がんの有無、進行度、転移、治療効果、再発を診断することができます。

当院使用機器

 

SPECT装置

  • 島津PRISM IRIX
  • SiMENS Symbia Evo Excel

 

PET/CT装置

  • SIMENS Biograph mCT
  • SIMENS Biograph VISION

ひばくについて

投与される放射性医薬品の放射能は微量です。代謝によって体外に排泄され安全です。 患者さんがうける放射線の量は通常のX線検査に比べても決して高いとはいえません。 PETに使用される検査薬は副作用の心配もなく1回に浴びる放射線量も胃の透視検査とほぼ同じくらいです。