がん情報探しの10か条(2008)
国立がんセンターがん対策情報センターがん情報サービスより転載
がん情報をさがすときに、心がける10個のポイントをまとめてみました。
- 情報は"力"。あなたの療養を左右することがあります。活用しましょう。
いのち、生活の質、費用などに違いが生じることもあります。 - あなたにとって、いま必要な情報は何か、考えてみましょう。
解決したいことは?知りたいことは?悩みは?メモに書き出して。 - あなたの情報を一番多く持つのは主治医。よく話してみましょう。
質問とメモの準備をして。何度かに分けて相談するのもよいでしょう。 - 別の医師の意見を聞く「セカンドオピニオン」を活用しましょう。
他の治療法が選択肢となったり、今の治療に納得することも。 - 医師以外の医療スタッフにも相談してみましょう。
看護師、ソーシャルワーカー、薬剤師なども貴重な情報源です。 - がん拠点病院の相談支援センターなど、質問できる窓口を利用しましょう。
がん病院、患者団体などに、あなたを助ける相談窓口があります。 - インターネットを活用しましょう。
わからないときは、家族や友人、相談支援センターに頼みましょう。 - 手に入れた情報が本当に正しいかどうか、考えてみましょう。
信頼できる情報源か、商品の売り込みでないか、チェックして。 - 健康食品や補完代替医療は、利用する前によく考えましょう。
がんへの効果が証明されたものは、ほぼ皆無。有害なものもあり要注意。 - 得られた情報をもとに行動する前に、周囲の意見を聞きましょう。
主治医は?家族は?患者仲間は?あなたの判断の助けになります。
リーフレット
金沢医科大学病院では、がんに対する情報提供を行っています。分かりやすいリーフレットなどもございます。がん相談支援センター等で配布しています。
関連リンク
- 国立がんセンター・がん情報サービス
- がんプロフェッショナル養成プラン(通称がんプロ)
- 患者さん中心のがんチーム医療のために:チームオンコロジー.Com
- 金沢医科大学・腫瘍内科学部門(集学的がん治療センター医師)