検査の流れ

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検査の流れ

検査前の注意点

腹部超音波検査を受ける場合は、朝食または昼食を控えて頂きます。のどが渇く場合や薬を飲むときは、水かお茶を少量飲んでもかまいませんが乳製品を含む飲み物は控えてください。表在・血管の検査を受ける場合は食事を取ってもかまいません。 また、検査する際は検査部位にゼリーをつけて行いますのでシップやガーゼを事前に取ってもらうことがあります。

検査前の準備

膀胱、前立腺、子宮、卵巣の検査をする方は、膀胱に尿が溜まっている状態で検査しますので検査前の排尿は避けて頂くことがあります。詳しくは受付で検査項目をご確認ください。

検査中の注意点

検査中は必要に応じて、左右に体位変換をして頂くことがあります。また、座位や四つんばいなどを行い、検査部位を見やすい角度にして検査を行うことがありますので無理な体勢があれば検査担当者にお申し下さい。 また、検査中に必要に応じて、水を飲んで頂くことがあります。水を飲むことによって胃のガスを抑え周辺の組織を見やすくする効果があります。

検査後の注意点

検査後は特に注意いていただくことはありません。腹部超音波検査に関しては他の検査・処置がなければ食事を摂ってもかまいません

造影剤などの薬品について

造影検査を行うに当たって、造影剤の必要性や副作用について医師より説明させて頂きます。現状では副作用が少なからず認められるヨード造影剤やガドリニウム造影剤と比較し、超音波造影剤の副作用(卵もしくは卵製品にアレルギーのある患者さんは原則禁忌)がほとんどなく、腎不全や気管支喘息などの患者さんでも安心して使用できます。

その他患者さんにお知らせしたいこと

検査時間は検査内容や患者さんの体格により異なりますが、腹部超音波検査では10~20分程度です。 超音波検査は予約制になっていますが、緊急性のある患者さまがいらっしゃる場合などによって検査の順番が変わることがありますのでご了承ください。 また、検査内容によっては二人のスタッフで検査をおこなうことがありますのであらかじめご了承ください。

USスタッフ一同