よくあるご質問

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よくあるご質問

Q1. 妊娠中に甲状腺を調べることになりました。お腹の子に影響はありませんか?

A1. 甲状腺検査で行う超音波検査は、妊娠中に産婦人科で胎児の状態を診る「エコー(超音波)」検査と同じです。妊娠中でも安心して超音波検査を行うことができます。

Q2. 超音波検査を行うとき、どのような服装で行くのが好ましいですか?

A2. 腹部超音波検査では、お腹にゼリーをつけて検査するため、お腹が出しやすいように上下が分かれた服装にして下さい。また、体を締め付けるガードル、ボディースーツなどは身につけないで下さい。

甲状腺・頸動脈超音波検査では、頚部を観察するためタートルネック、襟が付いた洋服は脱いでいただくので襟元の広い服装にして下さい。

乳房超音波検査では、乳房だけではなく腋のリンパ節まで観察するため、上半身の洋服は脱いでいただきます。脱ぎやすい服装にして下さい。

Q3. 腹部超音波検査は絶食となっていますが、なぜ絶食にしないといけないのですか?

A3. 食事をすると、胆嚢の中に貯留している消化液である胆汁が分泌されるため、胆嚢は小さくなって超音波で見えにくくなってしまい、胆嚢内部にポリープや胆石があってもわかりにくくなります。また、胃の中に食物が入ることにより、胃の背側にある膵臓が見えにくくなります。

Q4. 膀胱に尿を溜めとかなければいけないのはなぜですか?

A4. 膀胱に尿が溜まると膀胱が風船のようにふくらみ、膀胱の中の結石や腫瘍が見やすくなります。また、子宮・卵巣・前立腺などは骨盤腔内の深い位置にあるので腸管ガスの影響で見えにくくなりますが、尿を溜めることでガスの影響を少なくすることができます。