前眼部感染症・シェーグレン症候群・IgG4関連疾患グループ

研究紹介

前眼部感染症・シェーグレン症候群・IgG4関連疾患グループ

角結膜感染症(前眼部感染症)について、その病態ならびに起炎微生物とその薬剤感受性の推移を調査しています。また、近年若年者で著しく増加しているコンタクトレンズ関連感染症(カラーコンタクトレンズを含む)について、発症状況、レンズ取り扱いなどの誘因を含めて調査を行い、治療法、予防法について研究しています。
シェーグレン症候群について、北川を含む金沢医大眼科チームは、世界7カ国におよぶ国際プロジェクトの一員として、新しい診断基準成立に関与してきました。シェーグレン症候群の病因・病態について眼科領域から研究を行っています。涙液プロテオミクスなどの基礎研究とともに、シェーグレン症候群の自覚症、眼所見判定法、また最近登場した新たなドライアイ治療薬の効果を検討しています。
IgG4関連疾患の眼科領域に関連する病態についても、病理所見を含め研究を行っています。

研究メンバー:北川和子、萩原健太、柴田伸亮、柴田奈央子、有本 淳