歯科撮影

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歯科撮影

パノラマ撮影

パノラマ撮影は、歯や顎骨曲面を1枚の画像として描出する検査です。隣接歯との重なりもほとんどなく、上下顎骨全体を見るのに効果的です。
基本的に立位で検査は行わせていただきますが、車いすでも撮影は可能です。
撮影時は頭の周囲を撮影装置が一周しますので、頭や口を動かさないようにお願いいたします。
当院では、モリタ製作所製 Veraviewepocsを使用しています。

パノラマ撮影装置

デンタル撮影

デンタル撮影は、口内に撮影用のフィルムを直接入れて、それぞれの歯を撮影するものです。撮影する歯が奥歯の場合には、フィルムを奥の方まで入れさせていただきます。撮影後、フィルムを現像してお渡ししますので、少々お時間をいただきますがご了承ください。

デンタル撮影装置

セファロ撮影(頭部X線規格撮影)

セファロ撮影は、歯の矯正治療等で噛み合わせを見るために使用する顔面・頭部のX線撮影のことです。
セファロ撮影は専用装置を使用し、イヤーロッドと呼ばれる突起を耳の穴に入れて位置合わせをすることによって、頭部を同じ位置・拡大率で撮影することができます。それにより、矯正治療前の診断時、矯正治療中や治療後の状態確認用の写真を同じ規格で撮影でき、比較することが可能となります。

セファロ撮影装置

顎関節撮影

顎関節撮影は顎関節部分を写す撮影法で、顎関節症や下顎頭の骨折などの診断に用いられます。
開口時と閉口時をそれぞれ撮影することによって、関節の動きを見ます。

顎関節撮影装置

検査を受けられる方へ

  • 撮影時にはメガネやネックレス、ピアスなど撮影の妨げになるものははずしていただきます。また、外せる矯正器具や入れ歯なども外していただきますのでご了承ください。
  • 妊娠中またはその可能性のある方は必ず検査前に主治医または放射線技師に申し出てください。

その他、ご不明な点がございましたら放射線技師にお尋ねください。