骨塩定量検査
骨塩定量検査とは
骨塩定量は、骨密度を測定することで骨粗鬆症などの診断やその経過観察が行える検査です。測定部位は、腰椎や大腿骨、前腕骨、全身骨などさまざまです。
検査は主に検査台に仰向けで寝ていただいた状態で行います。検査部位によっては座って撮影する場合もあります。
当院の撮影装置
当院では、骨塩定量検査に、二種のX線エネルギーを使用し、そのX線の人体への吸収差から骨密度を求める二重エネルギーX線吸収(DEXA)法を採用しています。
撮影装置には東洋メディック社製のDiscovery Aを使用しています。
骨密度測定装置
検査を受けられる方へ
- 測定する部位に、金属類やプラスチック類などがあると、測定値に影響を及ぼすため、外していただきます。こちらで検査衣および更衣室をご用意しておりますのでお着替えをお願いすることがあります。
- 息止めなどの必要はありませんが、体は動かさないようにお願いいたします。
- 測定部位にもよりますが、検査時間は10~20分程度です。
- 妊娠中またはその可能性のある方は必ず検査前に主治医または放射線技師に申し出てください。
その他、ご不明な点がございましたら放射線技師にお尋ねください。