金沢医科大学病院 地域がん診療連携拠点病院

緩和ケア緩和医療情報

がんの痛みの治療について

 がんと診断された後、痛みが出てくると「病気が悪くなっているのではないか」と不安になります。しかし、がん患者さんに起きる痛みは、全てががんに関係しているわけではありません。また、痛みが強くなった=病気が悪くなっている、とは限りません。痛みは、色々な原因で出てきます。がんが原因で痛みが出てくることは多いのですが、それ以外に次のような原因もあります。

 痛みの治療は、どのような原因で痛みが出ているのかを考えながら痛みの強さに応じて行いますが、完全に痛みがなくならないこともあります。痛みがあっても普段の生活にとって大きな支障にはならないことを目標において治療していきます。

痛みに対する治療は薬による治療を中心に行います

痛みの部位、強さによっては神経ブロック療法を行うこともあります

 痛みの原因となっている神経の周りに直接痛み止めを作用させたり、神経を凝固したりすることによって痛みが伝わるのを防いで痛みを軽減します。

骨へのがん転移が原因の場合は、放射線治療や手術による治療をお勧めすることがあります

 放射線治療は放射線科、手術は整形外科が行います。

痛みを軽減するために、リハビリテーションを行うことが有効な場合があります

 リハビリテーション科と相談して、患者さん一人一人に合ったリハビリテーションを提案していただきます。

医療用麻薬について

食事支援について

GA食(食欲不振食)の献立内容

GA食の献立例

 食事に関して疑問に感じることや不安に思うことがありましたら、管理栄養士にお気軽にご相談下さい。

リハビリテーションについて

がんのリハビリテーションについて

 がんの治療には手術はもちろん化学療法や放射線療法など、その状態によって様々な治療が選択されます。これらの治療を行っていく中で、治療そのものの合併症だけではなく、入院が長期化することで体力低下や筋力低下などの症状が徐々に表れるようになり、気が付くと日常生活が満足に行えないようになっていることも少なくありません。
 これらの症状を早期から予防するために、入院や治療開始時より、リハビリテーションを行っていきます。
 これにより身体の機能低下の予防、がん患者のQOL(生活の質)維持、要望を叶えるなど、必要な支援を医療チームで行うことが、「がんのリハビリテーション」です。