心身医学科
[外来受付]内線:25008
概要
心身医学科はストレスとの関連が深いため、近年、受診者も多く注目されている科です。ストレスは直接に胃腸障害や頭痛、筋肉痛を引き起こすだけでなく、生活習慣病にも影響します。また、高度化する職務内容や複雑な人間関係からうつ病になる人も増えています。児童、青年期は自律神経系の発達がまだ未熟なため、様々な身体症状が出やすいものですが、対応を誤ると、二次的に症状を固定させたり、悪化させたりします。これはパニック障害などの自律神経症状でも同 じことがいえます。さらに、不登校や拒食症、過食症などその人の生き方と密接に関係する問題も増えています。いずれも、自分をとりまく環境やライフスタイルを再点検して改善することが大切です。そのため専門的な診察とカウンセリングが必要とされ、そうした人間の健康をトータルにとらえ治すのが心身医学です。
特徴・特色
初診は月曜日で、古田教授が診察します。臨床心理士2名を含むカウンセリング、個人精神療法、自律訓練も予約制で行っています。対象は上記の不安・パニック障害、摂食障害、不登校、過敏性腸症候群、うつ病の他、ストレス関連障害、適応障害、身体表現性障害などです。
スタッフ

科長
川﨑康弘
教授
古田壽一