NIPT外来
目的
妊婦の年齢が上がりにつれて、染色体異常児(ダウン症など)を出産するリスクが上がります。そのような妊婦に対して、
これまでお腹から針を刺して行う羊水検査を行ってきました。より安全に染色体異常を調べるためにNIPT検査を行います。
対象
■臨床研究の対象
胎児の染色体疾患(13トリソミー、18トリソミー、21トリソミー(ダウン症))についての検査希望があり、以下のいずれかの条件を満たす妊娠女性
・産婦人科医院や病院の紹介状がある妊婦
・高齢妊娠(分娩予定日に35歳以上)
・過去に13トリソミー、18トリソミー、21トリソミー児を妊娠・分娩したことがある
・超音波検査や母体血清マーカー検査で胎児染色体異常を疑う妊婦
■次の場合は臨床研究の対象とならず、NIPTを受けることができません。
・胎児形態異常があるとすでに診断されている
*転座を含めて診断可能な羊水・絨毛染色体検査を推奨
・本人または配偶者のいずれかが均衡型転座保因者である
*ただし、13/18/21番染色体に関連する転座では本検査の対象になる場合がある
・双胎あるいは、それ以上の多胎妊娠である
内容
・毎週水曜日 午後2時~4時 1日2名 (予約制)
・費用 20万円 (税別)
・受検できる時期は妊娠10週〜15週
・原則としてご夫婦(またはパートナー)での来院が必要
・検査の結果が出るまでに、約2週間かかる
費用
検査および遺伝カウンセリングは自費診療となり保険適用されませんので、ご了承ください。
項目 |
金額 |
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遺伝カウンセリング料 |
¥7,500(税別) |
1回あたり |
検 査 料 |
¥192,500(税別) |
採血検査です。 |
合 計 |
¥200,000(税別) |
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※採血終了後に、上記費用をまとめてご精算いただきます。
診察日・時間
毎週 水曜日 14:00〜16:00
担当医
産科婦人科専門医、臨床遺伝専門医
NIPT希望の妊婦さんへ
妊婦さんへの案内文書はこちら
妊婦さんご本人から直接お申し込みいただくことはできません。
検査を希望する場合は以下のとおりです。
◎ 当院で妊婦健診を受けている妊婦さん
当院担当医にご相談ください。
◎ 当院で妊婦健診を受けていない妊婦さん
かかりつけの医療機関(産婦人科)担当医にご相談ください。
医療機関の先生方
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