ご当地案内（千葉県・茨城県）
東関東支部長 大久保 信司
観光名所はありますか？
千葉県
日本のテーマパークの代名詞ともいえる東京ディズニーリゾートがあり、毎月さまざまなイベントが開催されています。また、平安時代の開山で寺院としては全国第1位の参拝客数を誇る成田山新勝寺や水郷の町として栄え、小江戸とも呼ばれる佐原のような情緒溢れるスポットもあり、古い歴史や文化に触れることができます。さらに東京都区部から東へ約60キロに位置する成田国際空港は、東京国際空港（羽田空港）と共に首都圏並びに日本の空の玄関口として常に多くの出入国者らが行き交うハブ空港で、ターミナルビルには300店舗以上のショップやレストランがあります。
東京ディズニーランド
成田山新勝寺
茨城県
筑波山は標高では遠く及びませんが、その美しさから古来より富士山と「西の富士、東の筑波」と並び称されてきた関東随一の名山で、朝夕に山肌の色を変え「紫峰」とも呼ばれます。男体山と女体山の二つの峰を持ち、山自体が筑波山神社のご神体となっています。その他、日光・華厳の滝（栃木県）、熊野・那智の滝（和歌山県）と並んで日本三名瀑に数えられることもある袋田の滝、岡倉天心ゆかりの地でもある 五浦海岸、水戸藩第九代藩主徳川斉昭により1842年に領民と共に憩い楽しむものとしたいとの願いを込めて作られた庭園である水戸偕楽園、鹿島立ち（門出などの意味）という言葉があるように、旅や人生の新たなスタートにご利益があるとされる鹿島神宮、全長120メートル、世界最大の青銅製立像としてギネスにも登録されている牛久大仏などがあります。
筑波山
袋田の滝
牛久大仏
県を代表するようなお祭りやイベントは？
千葉県
成田祇園祭、佐原の大祭、下総三山の七年祭り（しもうさみやまのしちねんまつり）、上総十二社祭り（かずさじゅうにしゃまつり）などがあり、特に上総十二社祭りは玉前(たまさき)神社の祭神である玉依姫（たまよりびめ）が上陸したと伝えられる太東崎に、その一族である神々が年に一度集まると言い伝えられることに由来するといわれ、この祭りは平安時代の大同2年（西暦807年）頃から始まったとされています。神輿を担ぐ人々が裸に近い姿で波打ち際を走ることから「裸祭り」の名前で親しまれています。
茨城県
水郷潮来あやめまつり、水戸の梅まつり、常陸國總社宮例大祭やその他、霞ヶ浦海軍航空隊殉職者の慰霊などを目的として大正時代に始まり、全国から花火師たちが集う土浦全国花火競技大会などがあります。
お勧めのグルメ、特産品はありますか？
千葉県
特産品：日本梨、落花生、スイカ、サツマイモなどです。特に梨は、栽培面積・収穫量・産出額ともに全国1位です。また、房州びわは、明治42年から皇室へ毎年献上している初夏の味覚で、栽培の歴史は江戸時代に始まります。
グルメ：ホワイト餃子（野田市）、神戸レタス（館山市神戸地区）、勝浦タンタンメン（勝浦市）、うなぎ料理（成田市）などがあります。
茨城県
特産品：春白菜は作付面積、収穫量ともに日本一で、実に年間49,600トンが収穫され、全国シェア42.6％を占めます。また、メロンやレンコンも収穫量日本一で、全国の半分近くのレンコンは土浦市、かすみがうら市、行方市、小美玉市、稲敷市など霞ヶ浦周辺で作られています。この他ピーマン、干し芋も日本一の収穫量を誇っています。
グルメ：茨城県の冬の味覚を代表するのはあんこう料理で、特に「あんこう鍋」が有名です。また、しらすの漁獲量は全国トップクラスで、短時間でしらすの網を揚げる「一艘引き」漁法で漁を行うため、鮮度抜群です。その他、香り・味わいに優れるブランド品種である「常陸秋そば」があり、玄そばの最高峰ともいわれ、そば職人や全国のそば通からも高い評価を得ています。
あんこう鍋
しらす丼
気候風土や県民性は？
千葉県
県民性は、海と山に囲まれ、外部と適度な距離が保てているためか、 他の都道府県の方々と比較して楽観的、比較的マイペースであり、さほど周囲に関心が無く、強いこだわりを持たない方々も多いようです。気候は、三方が海で冬暖かく夏涼しい海洋性の温暖な気候です。特に南房総沿岸は、沖合を流れる暖流(黒潮)の影響を受け、冬でもほとんど霜が降りません。降水量は夏季に多く、冬季は少ないです。
茨城県
県民性は短気なところがあって、単純といわれる一方、おおらかで、接していて温かく包み込んでくれる性格だと指摘する声も少なくありません。気候は、年平均気温は約13度、年平均降水量は1,300ミリメートル前後と全都道府県の中ではいずれも下位の数値となっていますが、梅雨時期には局地的大雨が発生することがあり、高温多湿となります。また、冬は西高東低の気圧配置となり、山地では降雪が見られ、平野部では北西の季節風が吹くようになります。
