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ご当地案内(香川県)

香川県支部長 多田 典弘

観光名所はありますか?

栗林りつりん公園(江戸時代初期に築造された回遊式大名庭園。兼六園などの三名園に遜色ない景色と評される)、高松城(海に面した水城で、堀には海水が引き入れられている)、金刀比羅宮ことひらぐう(こんぴらさんの通称で有名。特に海上交通の守り神として信仰される)、小豆島(そうめん、醤油、オリーブなどの生産が盛んで、寒霞渓かんかけいなどの景勝地も)、直島(美術館が数多く建てられ、現代アートの島に)、観音寺市の銭形砂絵「寛永通宝」(銭貨をかたどった江戸時代につくられたとされる巨大な砂絵。その由来は不詳でまさに日本版地上絵!?)

栗林公園

金刀比羅宮

銭形砂絵「寛永通宝」

 

県を代表するようなお祭りやイベントは?

金刀比羅宮紅葉祭 (神職らの行進と巫女の舞)、高松市のひょうげ祭り(独特の扮装で練り歩く)、瀬戸内国際芸術祭(三年に一度、香川県と岡山県の島々を中心に行われる)

お勧めのグルメ、特産品はありますか?

讃岐うどん(日本三大うどんの一つで、それを提供する店舗は県内に800軒以上といわれる。強いコシや澄んだダシ、専門店の独特なセルフサービスなどで知られる)、骨付鳥(ローストチキンをヒントに戦後の丸亀市で考案された、鶏もも肉に下味をつけて焼いたもの)、小豆島そうめん(奈良の三輪そうめん、兵庫の播州そうめんとともに三大そうめんと称される)、讃岐和三盆(江戸時代に奄美大島から伝わった種キビに独自の製法を施し和三盆糖を精製)

 

讃岐うどん

讃岐和三盆

気候風土や県民性は?

香川県の気候は瀬戸内海式でとても温暖、晴天が多いですが少雨で、そのため古くからため池が数多く造られてきました(満濃池まんのういけは千三百年前に造られ、讃岐出身の空海もその改修に携わった日本最大級の農業用ため池)。県内産の小麦や塩を用いた讃岐うどんなど独自の麺文化が人々の生活に根付き、最近では「うどん県」と称して観光PRがなされているほか、小豆島の醤油やオリーブ、和三盆糖など、気候に適した特産品を多く有しています。また、県土は狭く、実は日本一面積が小さい県でもあります。

このような風土から人々は温厚で人当たりが良いとされています。方言の「へらこい」は、ちゃっかりと抜け目ないといった意味があり、香川の人が自らを指して良く使うのですが、そこには派手なことや見栄を張ることよりも堅実なことを実践し、実利を求める気質が表れているように思われます。さらにお遍路や金刀比羅詣の「お接待」の慣習は他者への親切心や柔軟な対応力を育んでいると言われています。