ご当地案内(三重県)
三重県支部長 中川 太郎
観光名所はありますか?
伊勢神宮(八百万の神々の上に立つ天照大神を祀り日本中の神社の中で別格とされる。まさに日本人の心のふるさと)、志摩半島(リアス式海岸の多くの岬や入り江、島々が織りなす景観が美しい。牡蠣や真珠の養殖でも有名)、伊賀上野城(築城の名手・藤堂高虎が手がけた高さ約30メートルの高石垣が壮観)、志摩スペイン村、長島スパーランド、鈴鹿サーキット(現存するレース場の中で最も古く、まさにモータースポーツのメッカ)、また伊賀地方は忍者の里。
県を代表するようなお祭りやイベントは?
桑名石取祭 (日本一やかましい祭りとして知られる)、富田の鯨船行事(四日市市富田地区で行われ、捕鯨をテーマとして山車などが練り歩く)
お勧めのグルメ、特産品はありますか?
松坂牛(日本を代表する和牛の一つ。霜降りの肉質が特徴で「肉の芸術品」とも)、伊勢海老(古くから縁起の良い高級食材として重用される)、てこね寿司(漬けにしたカツオやマグロなどの魚を酢飯の上にのせる、漁師が手でこねてつくったのが名前の由来)、伊勢うどん(太くて柔らかい麺に伊勢たまり醤油の黒いタレをかけて食べる)、赤福餅(江戸時代から続くお伊勢参りの名物あんころ餅)、真珠(ミキモト創業者・御木本幸吉が世界で初めて養殖に成功、志摩がその一大産地に)
気候風土や県民性は?
古代、志摩地方は「御食国(朝廷に食料を納めた土地の意)」と呼ばれ、海の幸、山の幸にとても恵まれていることが知られていました。県内全域で気候が温暖で人々も穏やかな性格といわれますが、長らく遠来より訪れるお伊勢参りの参拝客と接していたため、異なる文化を受け入れる柔軟性や社交性が身についているともいわれています。











