酒飲み日記

2010年1月の日記

目標(あくまで…)
1、できるだけ…怒らない
2、論文は量産…
3、英語をもう一度やりなおす
4、背筋を伸ばす
5、休肝日をつくる

2010.1.1.(金)元旦
昨年の総括後に、年頭の所感(後ほどup)。
エラーコード2738との格闘再び。何度試みてもだめなので、これは問い合わせるより仕方ない、会社に問い合わせよう。
少し医局で。
Nakajima君と話。arrayから面白そうなデータが出そうで期待が持てる。
本年は喪中という事もあり、年賀状は失礼した。以後も年賀状は基本省略とさせていただく予定なので、お送りくださった方には申し訳ない。何かあればメールください。
寝正月 あとで心配 測定が

2010.1.2.(土)
朝英語day1。Who is Barack Obama? 〜 Keynote address at the 2004 DNC: The Audacity of Hope.
義父の四十九日の法事@妻の実家。
その後、バスでumenohanaへ移動し一席。一通り美味しかったです、お腹いっぱい。
雰囲気を悪くする人がいて困ったものです…
さけのんで あかるくすごす おしょうがつ

2010.1.3.(日)
朝英語day2。Neck and Neck in the Primaries.
少しだけ医局へ。
初詣。小濱神社→金沢神社とはしご。僕は2回とも末吉。
危惧していたとおり、体重計アラート鳴る!
つかの間の 正月休み 矢の如し

2010.1.4.(月)
昨晩寝付けなかった(sputum & cough)ため、予定通り起きれず。
あさえいご 3日坊主で 甲斐性なし
仕事始め。皆様本年も宜しく〜
Kでは、Y先生の御指摘に対する訂正。確かに本音を書きすぎて、主観的すぎる表現かもしれませんね。
マロン遂に散髪の日。えっ! 本当にあなたがあのマロンちゃん… と思うくらい別犬に変身。しかし、はちゃはちゃで落ち着きないところは紛れも無くマロン。
毛を苅りて 見間違ごうかな わが犬を
kanoさん死去。家族皆さんで看取ったと。

2010.1.5.(火)
見事に寝坊。直接Hへ。
新年早々、とても息苦しそうな方が。即入院の手続きを。
pscnl総論を再度送る。こんなんでどうでしょう。
あたまには べつのちりょうで いいのかね?

2010.1.6.(水)
年の 初めの 外来日 終わりなき日の せつなさよ
夜はkanoさんのお通夜へ
しかし、葬儀屋は儲けているだろうな。だんだん腹立ってきたな(あ、怒らないんだった…)

2010.1.7.(木)
年の 初めの 医局会 
夕はリサーチ・カンファ ishigaki先生にお話していただく。
あれいでは スクリーニング そうかしら?

2010.1.8.(金)
IVLの北陸プロトコール、R-CMDに入った症例の集計。半日かかる。
何らかの 結論出して 次へ行け

2010.1.9.(土)
昨晩危惧していたが、朝の時点では雪は大した事無し。
タクシーで空港へ。
井戸端で 知恵を出し合う 勉強会
前半のP
ET診断カンファにiwao先生より発表してもらう。1題目から皆様を煙に巻くような演題でスイマセン。
その後もみっちりお勉強。椅子に座っていてオシリ痛いです。
打ち上げは、いつものtikana 懇親会(渾身の懇親)

2010.1.10.(日)
あ、もう朝…
急いで空港へ。飛行機で小松へ。福岡の夜も寒かったが、石川に戻ると寒さの度合いが違いますね。
いんぎらっと寝てよう日。
マロン、寒いけど散歩に行こう…
休肝日 夜は時間が 長々し

2010.1.11.(月)成人の日
朝少しだけ医局へ。
マロンのシャンプー。ネコと違って大暴れはしない。
ミハを塾へ。
モモ、妻とkorona worldでボーリング。自分自身の調子も悪い(いかん、モモに負けてしもうた)が、レーンの調子が悪くピンがなかなか降りて来ないので1ゲームで止め。
子は育ち 親は少しも 進歩せず
少しBeans。英語の教材を見るも、結局買わない。
コンフォモールuchinadaでお買い物。
モモを塾へ。
マロン、雨の降らないうちに散歩しよう。今日は少し遠出しよう。

2010.1.12.(火)
朝からなんだかやけに眠い日。
H。それなりに外来あり。
エラーコード2738との闘い。Appleへ電話し結局3時間を費やす。結局、ウイルスセキュリティーとぶつかっていたのと、iTunes, QuickTimesを再インストールするために利用者設定でなく管理者設定になっていたという事らしい。良く分からないが、なんとかなった。どっぷり疲れたけど。
夜は当直。
眼は疲れ 肩が凝ります パソコンは
「統計ほど確かなものはないが、また『統計ほどうそをつくものはない』という事は争われないパラドックスである」(寺田寅彦) …だ、そうです

2010.1.14.(木)
大雪や モモは喜び 他寒い
カルテ回診。新年あけて急激に病棟が混みだしてきている。
昼からは、お好きー対策の実習。DVDを見せて、2人ペアで診察しあう。実際の臨床の現場ではまず行わないと思われる診察手技もある。

2010.1.15.(金)
朝からはくたかの運行状況を問い合わせるも、1号、3号、5号、7号までは大雪のため運休と。その後はまだ未定と。
とりあえず本日のduty;外来を。予想外に時間がかかる。病棟方面も騒がしい。
職員健康診断の日。実は結構なアガリ症である事に気づく。血圧を測定されたり、心電図を記録されたりするだけで、緊張し交感神経優位になっているのがわかる。視力だけは裸眼で1.2/ 1.5とやたら良い。
その後問い合わせると、はくたかは動いているという。
急いで金沢駅へ。はくたか23号は… え、大雪で運休っ!
しらさぎで米原回り、ひかりで東京へ。
大雪は 全ての予定 狂わせる
伊藤旬著「ブレイクスルー・トライアル」を読みながら。
遅い時間だがお待ちいただいた、Y氏と築地周辺の寿司屋で旧交を暖める。Drug deliveryの話、Academiaの論文をいかにeditしreviewするかという話、中国や旧ソ連の話、などなど話は1時半くらいまで盛り上がる。

2010.1.16.(土)
朝シャンし ホテルバイキング お朝食
Gan centerまで歩き、j漕ぐ琳派腫ぐるーぷ班会議。Start up meetingの後早半年、プロトコールコンセプトが練られてから5年以上も経過。こんなスピードでいいはずがない。Rinnriの話も聞く、確かに最低限のrinnriは大事だと思う、しかし、だからといって、書類を増やして、審査を厳しくさえすればrinnri的になる訳でではない。肝腎のstudyが始まる前に臨床医が疲労痕媒してしまい、結果的に患者側も本来受けられる恩恵を受け損ねている現状を、どう考えるか。
リンリンと 鳴くのは鈴虫 だけでよし
帰りは、予定通り越後湯沢回りで帰る。しかし、はくたかは運行はしているものの見事に遅れる。まあ安全第一でよろしいが。
吉村達也著「蛍坂」を読みながら、金沢には結局22時頃到着。

2010.1.17.(日)
ミハを塾へ送り迎えした以外は、一日ゴロゴロして暮らす。
あ、後はマロンの散歩とお風呂。
散歩して びしょ濡れ臭い 犬洗い
M党は今こそO様を追い出す最大のチャンスでもあると思う。このチャンスを生かせるか、失敗して支持率が急落し日本国民を更に不況の窮地に追い込むか。残念ながら後者になりそうな気がして、もの悲し。

2010.1.18.(月)
週はじめ 机上の書類 多きかな
マロン、君はいつになったら、おしっこやうんちを失敗しないようになるのだね?
K。おれって優しくないなあとつくづく思う。しょっちゅう風邪をひいて喉が痛いという人には、タバコをさっさと止めなさいと忠言してしまう。止めれませんと答えられると、じゃあ仕方ないですねと妥協してしまう。自ら酒を止めれないので、喫煙者にあまり強くも言えはしない。
おドイツ在住のおフランス人にお英語でお手紙を書く。約1時間かかるが、ネイティブから見たらひどい英語なんだろうな、まあ通じればいいや。ぼんじゅーる じぇまららてっと
WHOのアルコール規制案がまとまったそうです。年250万人の死因に関係と、広告や販売に制限をつけると。あら困ったわ、禁酒法の時代かしら。
本日より、とある事情でネックカラーを巻く。普通に装着すると口が塞がれ息苦しくて仕方ないし、ビールも飲めやしない。いろいろ工夫したあげく、上下ひっくり返して帽子のようにして耳を覆う事に。おー何と、ふぁっしょなぶる。

2010.1.19.(火)
Hまでの通い道。上棚矢田からの田舎道は雲の中を走るように霧がかかる。田んぼに積もった雪、明るい日差し、地中を漂う霧で、幻想的な雰囲気を漂わせる。
え、訃報ですか。明日の外来は大変かも…
レフリーの仕事1件。やまもとこてつではありませんよ。
オウサーの仕事1件。約1年前に書きかけて、途中で放置してた日本語の症例報告を片付けよう。負うさー
小沢健二が13年ぶりに復活してライブを行うと発表。詳しくはサイトのインタビュー参照だが、相変わらず彼の頭の中は小賢しく、反グローバリズムや環境問題など社会的活動を行っていた事も反映され、訳分からない。

2010.1.20.(水)
代行も 一緒にこなすは 無理があり
朝から本日の外来は長丁場になる事を予想し、十分に予習し対策を練っておいたが、やはり単位時間あたりに診れる患者数は限界あり。いい加減には出来ないので、長々とお待ちいただく。むしろ皆様にはお気遣いいただき、誠に申し訳ございません。

2010.1.21.(木)
本日も 回診外来 掛け持ちよ
5'CCS症例発表。結構と基礎知識はありそう。その調子で頑張ってくれたまえ。
化学療法委員会。どうしたら機能するか? 電カルのボタンを一つつけるのに200万円の予算がかかるという。言い値でしょう。オペレーターが一晩徹夜したら出来るくらいの事のように思うが、気のせいか?

2010.1.22.(金)
ivl, r-cmdのCRFを整えて、メールにて発送。皆様大変御手数ですが、宜しく御記載御提出願います。
時々に 外と内とで 混乱し
ムンテラ大魔王1件。
ぴろし君の特別講演。

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2010年 しばらくの趣味の話:

吉村達也著「八甲田山殺人事件」。「いい人」のキャラは他人の目があってこそ、そのキャラを維持できるもので、誰も見ていないところでは、何をしでかすかわからない。それが「いい人」の正体。というのが、今回作者が伝えたかったメッセージでしょうか? 
ネタバレになりますが、殺人はなく自殺の組み合わせで、謎解きも結局は自白なのでそこを目的に読む人には肩すかし。しかし著者の圧倒的な筆力で人間ドラマを描きだすので、読みごたえはある。
問題はエピローグで、最後の部分は不要でしょう。いつも正義感の志垣警部が、温泉に行きたいからといえ、人の不幸を望む発言をするのは不自然です。いくら本書のテーマが人間性の裏側にあるとはいえ、実に不自然です。
裏を読めば、次回作あたりで、志垣警部か和久井刑事のどちらか、もしくはその近しい人物(野中さんあたりが候補か?)が、殺されるという設定の伏線か?

川端裕人著「エピデミック」。疫学探偵という新たなジャンルを開拓した著者に拍手。著者の取材力に恐れ入る。Odds比を使って感染源を探り出していく。

伊藤旬著「ブレイクスルー・トライアル」。IT要塞に侵入しミッションをクリアすれば1億円が手に入るイベント。そこに参加するのは様々な背景をもつ複数のチーム。幾つものキャラが上手く生きていて、複数の登場人物の一人称の視点で、時間的配分も時に前後するのだが、そこは分かりやすく描かれている。映画化したら良さそうな作品。

吉村達也著「蛍坂」。うーん… かなり哲学的なファンタジックサスペンスとでもいうのでしょうか。ただし輸血ガイドラインを無視した枕元輸血を実際に行って、ドナーが死亡するような事があったら、私たち輸血専門医は大変に困るのです、小説だからと言って許されません。安全な輸血医療に心血を注いでいる立場になっていただきたい。物語の本質ではないところが許せないため、感動的?な結末にも素直に感動はできません。

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;Start
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2001年6月の日記;And your bird can sing
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2002年12月の日記;Head start for happiness

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2003年1月の日記;Start me up
2003年2月の日記;Hurry up
2003年3月の日記;Day tripper
2003年4月の日記;I'm only sleeping
2003年5月の日記;As tears go by
2003年6月の日記;No reply
2003年7月の日記;Blue Hawaii
2003年8月の日記;Bumble bee twist
2003年9月の日記;Rosie
2003年10月の日記;Fool on the hill
2003年11月の日記;Fool for you
2003年12月の日記;Who's gonna knock the door?

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2004年2月の日記;Tomorrow never knows
2004年3月の日記;Soul kitchen
2004年4月の日記;Ain't that a shame?
2004年5月の日記;In deep grief
2004年6月の日記;Paddle
2004年7月の日記;Long hot summer
2004年8月の日記;Never can say goodbye
2004年9月の日記;Mercy mercy me
2004年10月の日記;What's going on
2004年11月の日記;Let's get it on
2004年12月の日記;As time goes by

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2005年5月の日記;Little by little
2005年6月の日記;Help!
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2005年11月の日記;Get off the a train
2005年12月の日記;Baby I love you

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2006年3月の日記;Blue
2006年4月の日記;Sunny days
2006年5月の日記;Under my thumb
2006年6月の日記;Have you ever had it blue?
2006年7月の日記;Honest I do
2006年8月の日記;Fade away
2006年9月の日記;After you've gone
2006年10月の日記;Ruby Tuesday
2006年11月の日記;Respect yourself
2006年12月の日記;Let's stay together

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2007年5月の日記;Heavenly kiss
2007年6月の日記;I'll take you there
2007年7月の日記;The whole point of no return
2007年8月の日記;Boy who cried wolf
2007年9月の日記;Jampin' Jack Jive
2007年10月の日記;Hear say
2007年11月の日記;Another story
2007年12月の日記;Every breath you take

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2008年2月の日記;Private number
2008年3月の日記;You've really got a hold on me
2008年4月の日記;Mr.Lonely
2008年5月の日記;Knock on wood
2008年6月の日記;In the rain
2008年7月の日記;Tighten up
2008年8月の日記;Tired of being alone
2008年9月の日記;One more try
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2008年11月の日記;Come together
2008年12月の日記;Let It shine


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2009年3月の日記;Try a little tenderness
2009年4月の日記;Day dream believer
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2009年6月の日記;Case of insanity
2009年7月の日記;Hot stuff
2009年8月の日記;Chain of fools
2009年9月の日記;Do the funky chickin
2009年10月の日記;I can't stand the rain
2009年11月の日記;Precious
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